Xtheta代表取締役、武藤さんにインタビュー!仮想通貨業界についていろいろ聞いて来ました!

2018年に入り、仮想通貨業界への法規制が厳しい状況になっています。そのような中でも、仮想通貨業界の企業は仮想通貨の普及に向けて、日々努力をされています。

今回、その仮想通貨業界の一企業である、Xtheta代表取締役の武藤さんにお話を伺うことができました!Xthetaについてはもちろん、仮装通業界についてさまざまなお話を伺おうことができました。

今記事では、仮想通貨業界を中心に記載しています。Xthetaのサービスについて詳しく知りたい方は、コチラの記事を参考にしてみてください。

仮想通貨業界の第一線にいらっしゃる方が何を考えて活動されていらっしゃるか、ぜひご一読ください!

武藤さんプロフィール

1985年8月 金融マンの息子としてアメリカ イリノイ州で生まれ、その後香港に4年在住(この間フィリピン人の家政婦に面倒を見てもらう)、その後東京で育ってはいるが、父親は相変わらず毎月の様に世界中に出張、そんな少年時代を過ごした。東京工業高等専門学校電子工学学科を卒業後、フジテック株式会社で現場での実務をはじめ、事業企画やマネジメントなど多岐にわたる業務を経験。2013年からXthetaのCOO 山本と共に複数の事業の立ち上げに携わり、それをきっかけに中国各地との強いコネクションを構築。その後、ビットコインの持つ可能性に魅せられ暗号通貨事業に転換し、現在まで国内のみならず海外(主にアジア諸国)での暗号通貨普及活動に尽力している。

シータ取次所設立の経緯

本日はよろしくお願い致します。さっそくですが、取次所を行うようになったきっかけを教えて頂いてもいいでしょうか?

DAppsJAPAN亀井

武藤さん

私が仮想通貨に手を出し始めたのは、2013年くらいです。その時点で仮想通貨を取り扱う難しさを感じていました。2段階認証などの、ハッキングされないように管理できる人は2割もいないと感じています。そのような分野にはうとい方と言ってもいいかもしれません。実際、仮想通貨を知った当初は騙された経験もあります。このようなことから、ITリテラシーが低い人たちでも、仮想通貨を安全に扱えるようにしたいという思いから、シータ取次所を設立したきっかけになります。
確かに仮想通貨の扱いは難しいと僕も感じます。この取り扱いの難しさから、他にどのような状況が生まれているのでしょうか?

DAppsJAPAN亀井

武藤さん

技術的な難しさだけでなく、仮想通貨に関しての情報を正しく判断する基準がないことも一般投資家にとっては非常に混乱を生んでいます。数年前、仮想通貨の価格が高騰した時がありましたよね。その時にいわゆる「億リ人」が多く出現しました。しかし、そのほとんどは“たまたま“大儲けしただけの人です。つまり、仮想通貨のリテラシーがある訳ではないのです。そのような人たちが「仮想通貨トレーダー」として有名になり、信用力が上がってしまっている。どうしても大儲けしてしまった人の発言は信じてしまうじゃないですか。笑 彼らのいう通りに仮想通貨を売買したからといって、同じように大儲けできるとは限りません。つまり、再現性はないのです。
確かにそうですね。良くも悪くも“実績”ができてしまっているので。

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

そうなんです。知識のない人はそれを鵜呑みにしてしまいますし、中には悪意を持って近づいてくる人もいますので悪質です。
仮想通貨に関して安心して相談できる環境が全く整備されていないというのが、私がずっと抱えている問題意識としてあり、それを解消する場所の一つをシータ取次所にしたいんです。

今後の事業の展望とICOについて

では、Xtheta全体としては、今後どのようにしていきたいと考えていますか?

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

まずは取次所として仮想通貨の売買を誰もが簡単にできるサービスを提供します。
これは私たちの企業理念である「仮想通貨を利用した経済圏をシンプルにする」を達成するための第一歩です。
さらに、仮想通貨のETFに期待が高まっているように、仮想通貨は近い将来、単に売買するだけでなく、様々なサービスが派生していくと予想しています。我々としても、市場の変化に柔軟に対応し、現在の証券会社のように、もっと仮想通貨をシンプルに扱うことことができるようにしたいと考えています。
また、ICOについても我々は非常にポジティブなスタンスです。
新しい概念ですので法律がまだないこともあり、まずはその辺りのルールづくりから整備しています。
当局との協議を重ねていますが、もっと気軽に行えるような仕組みを目指し、いち早く取り組んでいきたいと考えています。
ここで、ICOについてお話が出てきましたが、なぜICOを前向きに考えているのでしょうか?ICOによってどのように世界が進展すると考えていますか?

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

ICOはアイデアだけあれば、誰でも世界に進出ことができる可能性があるからです。どれだけお金がなくてチャンスの少ない子供でも、インターネットに繋がっていれば、アイデアを世界に披露するだけで、多くのお金を手に入れることができることが可能です。それが、複雑な審査と書類申請が必要になると、せっかくのICOのメリットが活かされないです。しかし、一方で現在のICOは、キレイなWebサイトや動画あるだけで可能になっていることも良くないと考えています。肝心の、ホワイトペーパーに書いた中身を実現させるエンジニアやチームメンバーがいないというのは大問題。そこの透明性があるような仕組み作りを行うのが、今後の課題だと思います。
これまでのお話を踏まえると、海外でサービス展開をした方がいい気がします。なぜ、日本で行なっているのでしょうか?

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

確かに、そのような認識を持ってもおかしくないです。しかし、なぜ我々が日本でサービスを展開するのか。
それは規制が厳しく整備されている日本において求められる体制を構築し、しっかりと事業を進めることがお客様への安心・信頼に繋がると考えているからです。またその信頼が、仮想通貨業界全体の発展にも繋がると確信しています。
その強みを活かして、海外を視野に今後の展開を考えています。ただし、日本を中心にするのではなく、あくまで一つの拠点です。将来的にdecentralized(非中央集権的)な世界にしたいので、あくまでスタートが日本であるだけということです。

今後の仮想通貨業界の展望について

現状、法規制が厳しい中で、仮想通貨業界が発展するには、どうようなことが重要になると考えていますか?

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

何も規制することが悪い訳ではありません。大事なのは、仮想通貨の良い面を活かせるような法規制です。今の既存の法律だけでは、仮想通貨は対処しきれません。仮想通貨は規格外のものです。したがって、それを既存の枠に入れ込もうとすると、必ずはみ出す部分があります。
今までにない概念が生まれたから、それに対応するように法を整えるということですね。

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

そういうことです。そして、もう一つ懸念なのが、名もないスタートアップが既存の大手企業に食われることです。
イノベーションはいつだってスアートアップから生まれます。スタートアップは今までにない価値を世の中に提供しているのに、得体の知れないモノということから締め付けられ、最終的に既得権益に食われる。イノベーションの目を摘んでしまうような規制には反対です。
コインチェックの件がそうですね。日本はベンチャー企業がなかなか育たない環境だと感じます。

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

そうですね。先日聞いた話なのですが、Google検索サービスを開始した頃、他人が作ったWebサイトをブラウザ上で見れるのは、著作権的に問題視されていたんです。他人のコピーをGoogleの商品にしたと認識されていたんです。しかし、そっちの方が便利だからという理由で、法律を変えることになったんです。つまり、Googleは「こうあるべき」という姿を通して法律を変えた企業。果たしてそれが日本でできるのかというところが疑問ですね。
そんなお話があったんですね。それ関する話だと、AirbnbやUberでも話題になりましたね。

DAppsJAPAN亀井

仮想通貨のある未来

一般の人々からすると、仮想通貨はまだよくわからない状態です。仮想通貨が一般的に使われる世界は、どのようになると考えられますか?

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

それはどれだけ大きな話にまで広げられるかですね。笑 一つ考えられるのは、IoTと組み合わせることでモノとモノとの経済圏が生まれるということです。
モノとモノとの経済圏ですか?一体どういうことでしょうか?

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

スマートコントラクト等の技術によって、私たちは人だけではなく、モノとお金の取引が可能になります。例えば、救急患者を車に乗せており、前の車を追い越したい場合を考えてみましょう。従来だと、サイレンの音を聞いて、周りの車に道を譲ってもらっていました。しかし、IoTと仮想通貨を組み合わせると、前の車にお金を渡して道を譲ってもらったり、信号にお金を払って赤信号を青信号に変えてもらうことが可能になります。結果的なコストとしても、大幅に削減することができます。現在、IoTデバイスは世界人口と同じくらいですが、数年後には何千億となります。そんな数のデバイスが仮想通貨で取引をすることになれば、私たち以上の経済が形成されもおかしくないのではないでしょうか。
そんなとんでもない世界になる可能性があるんですね。。しかし、仮想通貨とIoT、それぞれ単体だと応用の仕方が今ひとつだったのですが、組み合わせることでとんでもないことが可能になるということですね。

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

そうですね。しかし、実際にこのような経済圏を成立させるには、AIの存在も欠かせないですね
IoT・仮想通貨・AI。まさに21世紀の三種の神器ですね。笑 では最後に、ぶっちゃけ期待している仮想通貨は何かありますでしょうか?

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

取次所をしている以上、そのようなことは言えないですね。笑 ただ、一つ言えることは、トークンを含め、現在何千もの仮想通貨が存在しています。ICOでどんどん生まれることは良いのですが、ICOしてお金を集めても、本当に成し遂げたいという気持ちがあるのかどうかが大切だと考えています。技術力も大事ですが、それ以上に自ら作った仮想通貨(トークン)がある世界を実現したいかどうか、それをちゃんと持ち合わせている所は応援したいですね。やはり人間なので、お金があると変わりますからね。
それはとても共感します。お金を得るためではなく、世の中に届けたい価値があるからこそある価値があるということですよね。本日は貴重なお時間、ありがとうございました!

DAppsJAPAN亀井

“武藤さん”

こちらこそ、ありがとうございます。

おわりに

今回。貴重なお話を聞けたことを踏まえて、仮想通貨の可能性を強く感じることができました。仮想通貨は単体ではなく、他の技術を組み合わせることで、大きな力を発揮するということを理解できました。

しかし、そのためにはまだまだ日本の環境は整いきれていないのが現状ということも感じました。しかし、武藤さん仮想通貨の普及のために、金融庁と積極的に協議しているとのことです。

Xthetaはもちろん、今後の仮想通貨業界の企業の活動に大いに期待ですね!

ライター

亀井郁人

Twitter(@okameinfo

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