XMのゼロ口座ってスプレッドだけじゃなく手数料もかかるの?
自分はXMのゼロ口座を使うべきなのかな・・・?
そんな風に考えていませんか?
XMのゼロ口座は業界最狭スプレッド幅を誇っています。しかし、XMのゼロ口座にはスプレッドとは異なる手数料が別途でかかってしまうのです。
この記事では実際にXMに口座を保有している私が、XMのゼロ口座について海外居住者向けにわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、
- XMゼロ口座の特徴
- 他社の低スプレッド口座との比較から見る特徴
- あなたがゼロ口座を使ったほうがよいかどうか
が明確にわかります。
金融庁ホームページ
無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください
関東財務局ホームページ
海外無登録業者にご注意ください
無登録で金融商品取引を行っているとして、金融庁(財務局)が警告を行った者の名称等
無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について
国民生活センターウェブサイト
儲かっているのに出金できない!?海外FX取引をめぐるトラブルにご注意 -自動売買ソフト等を購入させ、海外FX取引に誘う手口-
目次
1.XMゼロ口座の5つの特徴
- スプレッドが狭い
- 手数料がかかる
- NDD方式を導入している
- ECN方式を導入している
- MT4/MT5が利用できる
1-1.とにかくスプレッドが狭い!0pipsからトレードすることも可能
XMのゼロ口座は、名前の通りスプレッドが一部「ゼロ」である場合があります。
海外ブローカーはもちろん、比較的スプレッドが狭い日本国内のブローカーですらスプレッドはかかるものです。
しかしXMのゼロ口座では、スプレッドがなんとゼロになるのです。
またそうでないときでも業界最狭幅のスプレッドでトレードすることを可能にしてくれます。
1-2.スプレッドが狭い代わりに手数料がかかる
XMゼロ口座では、スプレッドゼロで取引をすることができます。
しかし取引数量に応じて手数料がかかってしまうのです。その手数料は1ロットあたり1000円で、pips換算すると1.0pipsに相当します。
つまりXMゼロ口座で取引をするときにかかる取引コストは、「表示されるスプレッド+1.0pips」ということです。
そうなるとトータルコストで見たときも安くなるのか心配になる人がいるかも知れません。
しかしトータルコストで見れば、ゼロ口座はマイクロ口座やスタンダード口座よりも取引コストが安く済みます。
ちなみに手数料が徴収されるタイミングは、MT4を使って取引をした場合はエントリー時に1.0pips分、MT5の場合はエントリー時と決済時にそれぞれ0.5pips分差し引かれることになります。
国内ブローカーが手数料を取らないのはなぜですか?
国内ブローカーは手数料無料と謳っていますが、実は「変動するスプレッドとスリッページ」によってトレーダーから手数料を徴収しています。
手数料と言われていないので気づいていないだけで、損切りのときに損失が大きくなるようにスリッページが起きるのはそのためです。
つまり回答としては、「スプレッドやスリッページという名目で手数料を取り、手数料は無料と謳ったほうが顧客が増えるから」です。
手数料は確定申告の際に経費として申告できるって本当ですか?
本当です。ゼロ口座で行う取引にかかる手数料は、取引明細書として出力できます。そのため確定申告では収入を得るための必要経費であるとして申告することが可能です。
自己申告で計上する場合は、雑費の一部として計上する、もしくは勘定科目の欄に取引手数料などと書いて計上してもよいでしょう。
1-3.ブローカーの不正を防ぐ透明性の高いNDD方式
日本国内のブローカーがスプレッドを狭く設定できている理由は、DD方式という取引方法を導入しているためです。
DD方式では、トレーダーの注文がブローカーを通して市場に出されます。そのためDD方式を入れている業者ではノミ行為が可能になります。
つまり仕組みとしてはトレーダーが負ければ負けるほどブローカーが儲かるようにできているのです。
しかしXMを始めとする海外ブローカーの多くでは、直接市場に注文を出すNDD方式が導入されており、トレーダーが勝てなければブローカーが儲けられないようにできています。
そのためNDD方式を取り入れているブローカーは、トレーダーに勝ってもらえるようなサービスやサポートを展開してくれるのです。
1-4.投資家同士で取引を行うECN方式
NDD方式には「STP方式」と呼ばれるものと、「ECN方式」と呼ばれるものがあります。
STP方式とは、インターバンク市場から複数提示されている価格レートの中で投資家に対してもっとも条件の良い価格を自動的に選び、売買を成立させる取引方法です。
ECN方式とは、インターネット上の取引所で市場参加者が自由に注文を提示し、同じ価格での「売り」「買い」注文があった場合のみ売買が成立する取引方法です。
つまり同じ価格同士での売り買いが行われるため、狭いスプレッドを実現できています。
1-5.MT4/MT5を使うことで有利にトレードが進められる
XMゼロ口座では、取引プラットフォームがMT4とMT5の二種類用意されています。
そのため通常の国内ブローカーでは扱っていない、数多くのインジケーターやEA(自動売買ソフト)が利用できるのです。
それらを利用することでより相場が分析しやすくなったり、自分に合ったトレード方法を確立しやすくなります。
結果としてMT4やMT5を利用することで効率よくお金を稼ぐことが可能になります。
2.他社の低スプレッド口座との比較から見るXMゼロ口座の7つの特徴
- 取引コストが高い
- レバレッジが高い
- 口座開設ボーナスがある
- 約定力が高い(他社同様)
- 取引可能な通貨ペアが豊富
- cTraderという取引プラットフォームが利用できない
- 初回入金額が低いので始めやすい
2-1.取引コストが高い
XM | Tradeview | TitanFX | Axiory | |
手数料 | 往復1000円/lot (※1.0pips) |
往復500円/lot (※0.50pips) |
往復600円/lot (※0.60pips) |
往復700円/lot (※0.70pips) |
全通貨 平均スプレッド |
1.80pips (0.80pips) |
1.05pips (0.55pips) |
1.26pips (0.66pips) |
1.52pips (0.82pips) |
まず取引コストの面で見ると、XMのゼロ口座は他のブローカーよりも高いという結果になりました。
XMのスタンダード/マイクロ口座自体、他の海外ブローカーよりもスプレッドが高く設定されていますが、ゼロ口座においても他のブローカーのECN口座と比較して若干高く設定されていることがわかります。
そのためスプレッド重視で選ぶのならXMという選択肢はないです。
2-2.最大レバレッジが高い
XM | Tradeview | TitanFX | Axiory | |
最大レバレッジ | 500倍 | 200倍 | 400倍 | 500倍 |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率100%以下 | 証拠金維持率20%以下 | 証拠金維持率20%以下 |
XMゼロ口座のレバレッジは他のブローカーに比べてレバレッジが高めに設定されています。
そのため高いレバレッジでトレードしたいと考えている人にはXMをオススメします。
高いレバレッジでトレードをする際に有用になるのがXMのゼロカットシステムです。
ゼロカットシステムとは、どれだけ証拠金がマイナスになったとしても必ずゼロで切られて、それ以上の追証は発生しないというシステムです。
それにより安心してハイレバレッジのトレードをすることができます。
2-3.口座開設ボーナスがあるのはXMだけ
XM | Tradeview | TitanFX | Axiory | |
口座開設ボーナス | 3000円 | 非対応 | 非対応 | 非対応 |
他のブローカーと比較して、口座開設ボーナスがあるのはXMだけです。XMではゼロ口座を開設した時点で自動的に口座へ3000円分のクレジットボーナスが入金されます。
そのため口座を開設しただけで3000円分の資金を無料で運用できるようになります。
このボーナスを受け取りたい、もしくはデモトレードからは卒業したいけど自分のお金を動かすのはまだ怖いという人はXMのクレジットボーナスでトレードを始めてみましょう。
そのためもうすでにXMでスタンダード口座やマイクロ口座を開設した人は、この口座開設ボーナスを受け取ることはできません。
またXMの特徴の一つである、100%入金ボーナスやXMPロイヤリティプログラムもゼロ口座だけは対象外です。
2-4.約定力は他社同様最高水準
XM | Tradeview | TitanFX | Axiory | |
約定力 | 良い | 良い | 良い | 良い |
XMの約定力は、その他海外ブローカー同様に高水準です。
私自身XMを使用していますが、今までスリッページや約定拒否が発生したことは一度もありません。
そのためXMの約定力は安心して使うに十分であると言えます。
そのため相場が一気に動く経済指標の発表や大きなニュースなどの直後には取引を控えるようにしてください。
2-5.取引可能な通貨ペアは豊富
項目(単位:種類) | XM | Tradeview | TitanFX | Axiory |
通貨ペア | 56 | 27 | 61 | 63 |
資源・貴金属 | 2 | 5 | 6 | 9 |
インデックス | なし | 7 | 11 | 11 |
企業一般株 | なし | 38 | なし | なし |
米国ETF | なし | 27 | なし | なし |
合計 | 59 | 104 | 78 | 83 |
見てわかる通り、XMゼロ口座で取り扱っている通貨ペアは57通貨ペアと十分です。
しかしながら貴金属はGoldとシルバーしか取り扱っておらず、その他現物先物CFDも取り扱っていない状況です。
そのため為替取引をする人はXMのゼロ口座で十分ですが、その他CFD商品なども取引したいという人は他のブローカー、もしくはXMが扱っている他のタイプの口座を開設したほうがよいでしょう。
XMで仮想通貨FXができるって聞いたんですけど本当ですか?
本当です。XMでは仮想通貨も取り扱っているので、XMを通して仮想通貨のFXが可能です。
しかし注意してほしいのがゼロ口座では仮想通貨の取引は行えないという点です。
そのため仮想通貨FXを行いたい場合はスタンダード口座かマイクロ口座を開設しましょう。
2-6.取引プラットフォームはcTraderが使えない
XM | Tradeview | TitanFX | Axiory | |
MT4/MT5 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
cTrader | 非対応 | 対応 | 対応 | 非対応 |
XMではMT4またはMT5を利用してトレードができます。
MT4(MT5)では非常に豊富な数のインジケーターや、自動売買ソフトを利用してのトレードが可能です。そのため国内ブローカーを利用するよりも相場の分析やトレード手法の確立が容易になります。
しかしXMではTradeviewやTitanFXで利用できるcTraderが利用できません。
cTraderはMT4やMT5よりも、短期トレードに特化した取引プラットフォームです。
そのためMT4などよりもcTraderを利用したいという人は、XMではなく他のブローカーを選びましょう。
2-7.初回最低入金額が低いので始めやすい
XM | Tradeview | TitanFX | Axiory | |
初回最低入金額 | 1万円 | 10万円 | 2万円 | 2万円 |
XMゼロ口座は、他のブローカーと比較して最も初回最低入金額が低く設定されています。
そのためはじめての人でも簡単に始めることができるということです。
また入金せずとも口座開設ボーナスで取引することもできるので、最もとっつきやすくFXを始めやすいブローカーであると言えます。
他社との比較から見るXMゼロ口座を利用する5つのメリット
- レバレッジ500倍でのトレードが可能
- 3000円分の口座開設ボーナスがもらえる
- 約定力に優れている
- 取引可能な通貨ペアが豊富
- 初回入金額が安く済む
他社との比較から見るXMゼロ口座を利用する2つのデメリット
- 取引コストが高い
- cTraderが利用できない
3.XMゼロ口座とスタンダード/マイクロ口座の大きな3つの違い
- ゼロ口座のほうがトータルコストが安い
- ゼロ口座は入金ボーナスやロイヤルティプログラムの対象とはならない
- ゼロ口座のほうがレバレッジが低い
3-1.ゼロ口座のほうがトータルコストは安く済む
通貨ペア | ゼロ口座 | スタンダード/マイクロ口座 |
EUR/USD | 1.1pips (0.1pips) |
1.9pips |
USD/JPY | 1.1pips (0.1pips) |
2.0pips |
GBP/USD | 1.6pips (0.6pips) |
2.6pips |
EUR/JPY | 1.6pips (0.6pips) |
2.7pips |
AUD/JPY | 2.0pips (1.0pips) |
4.8pips |
ゼロ口座とスタンダード口座の合計取引コストを比較すると、ゼロ口座のほうが取引コストが安く済むというのは明白です。
そのためXMで取引コストの安い口座を開設したいというのであれば、ゼロ口座を選んだほうがよいと言えます。
3-2.ゼロ口座は入金ボーナスやロイヤルティプログラムが対象外(開設ボーナスあり)
ボーナス・特典名 | ゼロ口座 | スタンダード/マイクロ口座 |
口座開設ボーナス | 3,000円 | 3,000円 |
入金ボーナス | なし | 最大100% |
XMPロイヤリティプログラム | なし | あり |
XMの特徴としてあげられるのが、ボーナスや特典の豊富さです。そのためゼロ口座でもその豊富なボーナスが受け取れるかのように思えます。
しかしゼロ口座で受け取ることができるのは口座開設ボーナスのみで、その他の入金ボーナスやロイヤリティプログラムなどは対象外となっています。
そのため入金ボーナスを受け取っったり、トレードを通してXMポイントがほしいという人はゼロ口座ではなくスタンダード口座かマイクロ口座を選びましょう。
3-3.ゼロ口座のほうが最高レバレッジが低い
XMの最大の特徴とも言えるのが、888倍という驚異のハイレバレッジです。
しかしこのハイレバレッジが利用できるのはスタンダード口座とマイクロ口座のみです。
ゼロ口座を利用した場合は最高レバレッジが500倍となるため、500倍以上に設定したいというのであればゼロ口座以外の口座を選択しましょう。
とはいえレバレッジ500倍というのは十分にハイレバレッジなので、そこまで最高レバレッジの違いにこだわる必要はないかもしれません。
4.ゼロ口座が向いている人はこんな人
- 入金ボーナスが要らない人
- 短期売買を多くする人
- レバレッジが500倍以下でよい人
- 取引回数が多い人
4-1.入金ボーナスが要らない人
ゼロ口座とスタンダード/マイクロ口座の違いとして一番にあげられるのが、ボーナスの有無です。
XMでは入金ボーナスが最大100%付与されたり、ロイヤリティプログラムというポイントサービスを受けることができます。
しかしそれらはゼロ口座では受け取ることができません。そのためゼロ口座を利用すべき人の条件の前提としてあげられるのが、XMのボーナスが要らないということです。
4-2.短期売買が多い人
XMのスプレッド自体は他のブローカーに比べて高めに設定されています。
そのためスキャルピングなどを行うとスプレッドに利益を多く持っていかれてしまう場合があります。
ですがゼロ口座では最低スプレッド0pipsからのトレードが可能なので、スキャルピングなどの短期トレードを多くする人には非常に便利な口座です。
4-3.レバレッジ500倍で十分な人
さきほども説明したとおり、ゼロ口座では最高レバレッジが500倍に設定されています。
そのためレバレッジ888倍で大きな額のお金を動かしたいという人には向きません。
しかし500倍でも十分に高く、500倍よりも高いレバレッジに設定するつもりがないのであればゼロ口座を選んでもよいでしょう。
4-4.取引回数が多い人
トレードが回数が多いと、その分スプレッドで損をする可能性が出てきます。
そうなった場合にスプレッドが広い口座で取引をすると、その分損が大きくなってしまうということです。
そのためトレード回数が多い人はスプレッドの狭いゼロ口座を選んだほうがよいと言えます。
5.まとめ|短期売買をするならゼロ口座一択!
XMのゼロ口座では入金ボーナスを受け取ったりすることはできません。
しかし他の口座に比べスプレッドが狭い上に最高レバレッジも500倍と十分高く設定されています。
また入金ボーナスは受け取れずとも、口座開設ボーナスで必ず3000円分のクレジットボーナスを受け取ることができます。
そのため短期売買でFXを始めるという人にはうってつけです。
またもうすでに他社で口座を持っている人であっても、口座開設ボーナスの3000円を利用してタダでトレードを始めることができます。
そのため短期売買に興味があるという人はXMのゼロ口座を一度開設してみるとよいでしょう。
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