XMで仮想通貨の取引ってできるのかな・・・
どういう事を知っておいたほうがいいんだろう・・・
この記事にたどり着いたあなたはそんなふうに思っていませんか?
結論から述べるとXMで仮想通貨の取引を行うことは可能です。
しかしXMで仮想通貨の取引を行うに当たり抑えておくべきポイントや注意しておかなければならない部分がいくつかあります。
この記事では実際にXMに口座を保有している私が、XMで仮想通貨の取引を行う際に知っておくべきポイントと、気をつけるべき注意点をわかりやすく解説します。
この記事を読むことでXMで仮想通貨の取引をする際に必要な情報をすべて知ることができます。
金融庁ホームページ
無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください
関東財務局ホームページ
海外無登録業者にご注意ください
無登録で金融商品取引を行っているとして、金融庁(財務局)が警告を行った者の名称等
無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について
国民生活センターウェブサイト
儲かっているのに出金できない!?海外FX取引をめぐるトラブルにご注意 -自動売買ソフト等を購入させ、海外FX取引に誘う手口-
国内はスプレッドが有利!
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XMでは為替通貨だけではなく、仮想通貨の取引をすることもできます。
しかしXMではこれまでに仮想通貨の取引停止措置を行ったことがあります。
そのためネット上では、2019年1月現在でも取引ができないという趣旨の内容が書かれた記事やサイトが存在します。
しかし、XMでは2018年の10月から仮想通貨の取引が再開されているため2019年1月現在では仮想通貨の取引は可能です。
当初はXMが取り扱っている仮想通貨はビットコインのみでした。しかし現在はビットコインを含む以下の5種類を取り扱っています。
BTC/USD(ビットコイン/米ドル)
BCH/USD(ビットコインキャッシュ/米ドル)
ETH/USD(イーサリアム/米ドル)
LTC/USD(ライトコイン/米ドル)
XRP/USD(リップル/米ドル)
- XMでの仮想通貨はCFD扱い
- 取引時間は平日のみ
- レバレッジは最大で2倍
- 最小取引単位と最大保有量が決まっている
- 手数料は無料
- スプレッドは高め
- 2000円からトレードを始められる
- スワップポイントは必ずマイナスになる
- 儲かった場合は税務署への申告が必要
3-1.XMにおいて仮想通貨はCFD扱いとなる
XMにおいて、仮想通貨はCFDコモディティ商品として扱われることになります。
そのためFXの通貨ペアとのトレードとは取引におけるルールなどが一部異なります。
3-2.取引は平日24時間のみ可能
XMにおいて、ビットコインを含む仮想通貨の取引が可能な時間帯は、日本時間の月曜日の午前7時5分から土曜日の午前6時50分です。
そのため基本的に、為替取引同様土日の取引はできないということになります。サマータイムと冬時間の取引時間をまとめると以下のようになります。
取引時間(サマータイム)
(GMT+3) 月曜日00:05 - 金曜日23:50
(日本時間) 月曜日06:05 - 土曜日05:50
取引時間(冬時間)
(GMT+3)月曜日01:05 - 土曜日00:50
(日本時間)月曜日07:05 - 土曜日06:50
また仮想通貨取引の特徴である「土日でも相場が動く」という特徴は活かすことができません。
3-3.レバレッジは最大2倍
XMではレバレッジ888倍を特徴としていますが、XMで仮想通貨を取り引きする際はその特徴を活かすことはできません。
XMで仮想通貨を取引する際は、レバレッジは最大2倍に制限されます。
理由としては、仮想通貨の相場は非常に不安定であるため、レバレッジを高くするとリスクが劇的に上がることが予想されるからだと考えることができます。
3-4.最小取引単位と最大保有量
XMにおける仮想通貨取引の際の最小取引単位は各通貨ごとに決まっています。
ビットコイン:0.01BTCから
ビットコインキャッシュ:0.1BCHから
イーサリアム:0.5ETHから
ライトコイン:1LTCから
リップル:300XRPから
同様に最大保有量も決められています。
ビットコイン:16BTCまで
ビットコインキャッシュ:197BCHまで
イーサリアム:450ETHまで
ライトコイン:1785LTCまで
リップル:357000XRPまで
3-5.手数料は無料!
XMで仮想通貨の取引を行う際にかかる手数料は無料です。
XMで行う取引はFXのため、一般的な仮想通貨の取引所のように取引額のうちの数%を手数料として取られることはありません。
しかしFXであるため、スプレッドという形で手数料を取られることになります。
3-6.仮想通貨ごとの最小スプレッド
仮想通貨の最小スプレッドは通貨ごとに決められています。
BTCUSD:60ポイント
BCHUSD:5ポイント
ETHUSD:3.6ポイント
LTCUSD:0.6ポイント
XRPUSD:0.0038ポイント
3-7.仮想通貨ごとの必要最低金額
XMで仮想通貨の取引を始める際に必要な最低金額、つまり必要最低証拠金は以下のとおりです。
ビットコイン:約700円から
ビットコインキャッシュ:約1300円から
イーサリアム:約1300円から
ライトコイン:約900円から
リップル:約2000円から
どの通貨であっても、だいたい2,000円もあれば取引を始められるということになります。
3-8.XMの仮想通貨ごとに発生するスワップポイント
XMで仮想通貨の取引をする際に、FXの通常の通貨ペアと同じくスワップポイントが発生します。
スワップポイントというのは、特定のポジションを継続して1日以上保有したときに発生する通貨ごとの金利の差です。
仮想通貨の場合は他の通貨とは異なり、買っていたとしても売っていたとしてもスワップポイントがマイナスになります。
そのためスワップポイント目当てのポジションの保有は不可能です。それを前提にどのようなトレードをするか事前に考えておきましょう。
3-9.XMの仮想通貨取引でかかる税金
仮想通貨とは言えFXの取引である以上、ある程度儲かった場合は税務署への申告を通して所得税を払う必要が出てきます。
所得税の支払い義務が発生する金額は、「年間で20万円以上稼いだ場合(収入がトレードのみの場合は38万円)」です。
また保有しているポジションの含み益は稼いだ額としては含まれず、決済したポジションによって発生した利益のみがその対象となります。
仮想通貨取引で発生する税金は、総合課税です。また税率は収入に比例して高くなる累進課税です。
そのため本業の所得金額や儲かった金額によって税率が異なります。
たとえば専業のトレーダーと本業の収入が1000万以上ある人の場合、同じ額を利益として確定したとしてもかかる所得税率は異なったものになります。
4.XMで仮想通貨取引をする際のその他注意
- 取引プラットフォームはMT5を選ぶ
- 仮想通貨はボラティリティが激しく相場が不安定
4-1.プラットフォームはMT4ではなく、MT5でなければいけない
XMで仮想通貨の取引を行いたいのであれば、取引プラットフォームはMT4ではなくMT5でなければいけません。
そのため口座を開設し、取引を行う際に選ぶ取引プラットフォームでは必ずMT5を選びましょう。
4-2.仮想通貨はボラティリティが激しいのでリスクが大きい
仮想通貨は他の通貨などに比べて非常にボラティリティが激しく、短時間で大きな動きを見せます。
また仮想通貨絡みのニュースが出ることで相場がパニックに陥ることもしばしばあります。
そのため通常の通貨や株式市場のような動きとは大きく異なるハイリスクハイリターンな相場です。
しかしそんな不安定な仮想通貨の相場で役に立つのが、XMが誇るゼロカットシステムです。
ゼロカットシステムとはどれだけ含み損をしても、追証なしで証拠金がゼロになるだけというシステムのことです。
それを利用することで、仮想通貨の相場のような激しい相場でもリスクを最小限に抑えながらトレードを行うことができます。
しかしながら不安定な相場ですので資金管理は徹底しなければなりません。
現にXMも仮想通貨の危険性を認識しているため、ドル円などの通貨に関しては888倍のレバレッジをかけられるようにしていますが、仮想通貨に関しては最大でも2倍という低めのレバレッジに設定されています。
- リスクリターンが見合っていない
- 相場が不安定すぎる
XMでの仮想通貨FXは保有可能なポジションが限られていて、そのレバレッジは2倍までです。
つまり大きな額を動かしてその差額を得るFXの原理にかなっていません。
また仮想通貨バブルは崩壊したと言われており、相場は横ばい続きでボラティリティも以前ほど高くありません。
そのため資金が多くない人にとっては、仮想通貨FXを行うというのはお金を稼ぐ手段としては効率が悪いです。
またスプレッドやスワップポイントなども高くつくため、たとえ利益が出たとしても仮想通貨の取引所で取引を行ったり、他の通貨ペアで取引を行うよりも利益は見込めません。
仮想通貨の相場は非常に不安定です。先ほど仮想通貨バブルの崩壊で相場は以前に比べて横ばいだと述べました。
しかし仮想通貨の相場は、ちょっとしたニュースで動く値動きの幅が他の通貨に比べて非常に大きいです。
そのため今現在の相場の動き方としては、あまり大きな値動きはないにもかかわらず、ちょっとしたニュースによる値動きが異常に大きいというハイリスクな相場となっています。
また以前に一度、XMでは仮想通貨の取引停止措置が取られましたが、その原因は不安定な相場によりトレードの危険性が非常に高かったということです。
その後は取引再開となりましたが、依然相場は不安定でいつ取引停止措置が下りてもおかしくありません。
そのような相場ではチャート分析もまともにできないことがザラにあるので、その不安定な相場でのFXは非常に危険です。
6.まとめ|XMで仮想通貨に取り組むのは微妙。日本のFXが手軽に取り組める
XMでは仮想通貨の取引を再開してはいますが、仮想通貨バブルの崩壊や、仮想通貨FXのコストパフォーマンスの悪さなどを理由にXMで仮想通貨FXを行うのはよい選択とは言えません。
また仮想通貨取引をしていた人たちも近頃では為替取引へ移行しつつあります。
そのためXMを利用して取引きをするのであれば、仮想通貨ではなく、為替取引をするのが一番賢い選択です。
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